私も当時は同じ気持ちでした、そこで今回は行政書士も受験したいという方向けにそれぞれの試験の違いやオススメの参考書、勉強する際のポイントについて解説したいと思います。
宅建と行政書士試験の違いについて、私が感じたことも含めて5つのポイントにまとめました。
1:宅建は四択問題、行政書士は五択問題
これは正直かなりハードル上がります。
まず五択の選択肢を全部読むだけでも時間がかかります。
引っ掛けが増えるので、正解率が下がります。
宅建よりも民法は深い知識を聞いてきます。
2:宅建の試験時間は2時間、行政書士試験は3時間
宅建は50問 行政書士は60問
こう聞くと10問増えて1時間増えるなら十分では?と思うかもしれませんが、五択になっている時点で50問解くだけでももっと時間がかかります。さらに記述式や文書理解と言った時間がかかる問題が多いので、はっきり言って慣れないと3時間では最終問題までたどり着けない可能性があります。それくらい大変です。そもそも3時間も集中するのってかなり大変ですから。
私の感想としてはとにかく体力のいる試験という印象です。
3:合格点が決まっている
これが大きな特徴です。
宅建、マンション管理士、管理業務主任者は合格点が事前に決まっておらず、試験が終わってから合格点を決めて合格者数を調整しています。
対して行政書士は
法令等科目の得点122点以上
一般知識等科目の得点24点以上
全体の得点180点以上
という合格基準が事前に決まっています。
なので、他の受験者の成績に合否が左右されることがないので、自分の努力が全てということになります。
4:記述式、文書理解、一般知識
行政書士試験最大の特徴は、この3つの問題があることです。配点も違う。
記述式だけで60点という配点。
一般知識は本当に曲者。
こんな感じの違いがあります。
合格率だけ比べると宅建が15%くらいで行政書士が10%くらいなのでそこまで違わないんですが、試験難易度でいうとレベル2〜3段階くらい上がるイメージです。
ただ、宅建で勉強する権利関係の知識はそのまま活用できるので、宅建合格した後に行政書士を目指すのはとてもオススメです。
同時受験については、すでに宅建受験経験があるという人で余裕があればいいですが、宅建初受験であればまず宅建合格してから来年行政書士を受験した方がいいです。
そんなに簡単ではありませんし、出題範囲が結構違います。
ということで次回は、行政書士を目指す方にオススメの参考書をご紹介したいと思います!
言いたいことは、宅建試験と比較すると