ということで、このチャンネルは市販の参考書だけで9つ資格を取った、元上場企業のトップ営業マンである私が、宅建をはじめ資格取得に役立つ情報を発信するチャンネルでございます。
もうすぐ9月ですね、この時期って受験生が必ず戦わなければならない相手が出てきます。
それは「不安」です。
本当にこのままで合格できるのか、この勉強法で続けていていいのか、不安に感じる時期なんです。
今日は今から試験当日までの勉強法について、重要なアドバイスをしたいと思います。
まずコメントご紹介します。
ぬか漬けさん
市販の問題集と、過去問アプリをひたすらやってれば 40点くらい取れますか?
どのような勉強していけばいいか、分からなくなってきました😭
このコメント読んでいただいた みなさんの勉強方法も知りたいです!
圭太 さん
はじめまして!いつも動画拝見しております。
今年の10月初めて宅建士試験を受けるのですが、
8月末にテキストを終える予定で、残りの47日間で
動画でも上がってた宅建士の直前予想問題集と過去問を
解く計画でテストを迎えれば問題ありませんでしょうか?(T_T)
絶対に受かりたいので
アドバイス頂けますと
幸いです(T_T)
よろしくお願い致します。
とのことでございます。
こんな感じで、大丈夫でしょうか、合格できますでしょうか、といった質問やお悩みたくさんいただいています。
すごくお気持ちわかります。
本当に今やっている勉強法で大丈夫なのか、問題ないのか、誰か教えてって思いますよね。
私勉強法については、ある考えを持っていますがあります。
どの勉強法がいいのか、この問いに答えはありません。
だからこそ、ダメな勉強法というのも私はないと思ってます。
世に出ている勉強法は少なくとも、誰かしらの役に立ったから世に出ています。
ですから、その勉強法が間違っているとか、正しいとかっていう議論は私的にはあまり意味がないと思っています。
例えば、皆さんの中でスクール通っていらっしゃる方がいたとすれば、
私が動画でやっている大量記憶法や過去問の活用とは違った勉強法を教わるかもしれません。
私はそのやり方が間違っているなんて少しも思いません。
私が勉強法について一番重要だと思っていること、それは「自分に合っているか」ここが自分が勉強法を選択する際の判断材料です。
私はいろんな勉強法を試したうえで、勉強が苦手な私に一番合っていたのが大量記憶法であり過去問の活用でした。
ただ、それはすべての人が必ずしもそうとは限りません。
スクールの先生が言っていた勉強法の方がしっくり来た、鳥海先生のやり方がわかりやすかった、
そんな風に、人によって試してみてしっくりくる勉強法は違うと思います。
なぜなら、宅建試験を受験する人は、学力や学歴もバラバラですし、勉強できる環境も全く違います。
ですから、今の自分にかっちりはまる勉強法というのは、自分自身で試してみて自分にしっくりくるかどうかを自分で判断すること、それがすごく大切です。
私自身、大量記憶法と過去問の活用をすごくお勧めしていますが、
それ以外の勉強法でやっている人を否定するつもりは全くありません。それでいいと思います。
私にとって重要なことは、大量記憶法や過去問の活用を普及させることではありません。
そもそも普及させたところで、教材売っているわけじゃないので1円の特もありません。
大量記憶法の表も誰でも概要欄からダウンロードできます。
暗記項目を書いたマグカップ売っているだけです。
私にとって重要なことは、いろんな事情があって独学で勉強している人に1人でも多く合格してもうらうことです。
ですから、今の自分の勉強法が自分に合っていると思う人は、無理に大量記憶法や過去問の活用に変える必要はありません。
重要なことは、自分にとってあっているのか、そこです。
そうはいっても、あっているかどうかがわからない、そういう人もいると思います。
そこで今回は、今やっている自分の勉強法が自分に合っているかどうかを判断する4つのポイントをお伝えします。
・模試の点数が徐々に上がってきている
・自分の弱点分野がどこなのか理解できている
・知識と知識が線でつながる感覚を感じたことがある
・やりやすさを感じている
これらを実感できているなら、今やっている勉強法はあなたにあっていると思います。
そのうえで今日一番お伝えしたいのは、どの勉強法をやっている人にもこれからの時期必ずやってほしいことがあります。
それは、レコーディングと可視化です。
これは大量記憶法やっていれば自動的にやっていることになるのですが、それ以外の勉強法の方も
ぜひこれだけは試験日までやることをお勧めします。簡単にできます。
これから毎日勉強したら、必ずどの分野をどれだけ勉強したのか、エクセルのような表に書いていくことをお勧めします。
つまり、何を勉強したのか一目でわかるよう可視化するということです。
これをやる目的は2つです。
1:手薄になっている部分がすぐにわかる。
これからの時期は忘れることが命取りになります。
数日やっていない分野が出てくると忘れる恐れがあるので、可視化することで手薄になる分野を作らないようにします。
2:試験当日の自信
今おそらく多くの人が不安だと思います。その気持ちはおそらく試験当日まで続きます。
試験とは不安との闘いだからです。
ただ、試験当日にその不安を自信に変えてくれる人がいます。
それはずばり、「頑張った過去の自分」です。
受験生が信じていいのは、勉強法ではありません。
頑張った過去の自分だけです。
「私はこれだけやってきたんだ」
試験当日にそう思うことができれば、受験生の戦闘力は1.5倍になります。
この力を引き出すためには、頑張った過去の自分を「可視化」することが重要です。
つまり、自分がやってきた勉強量が目に見えてわかるようレコーディングして可視化することで、
試験当日にそれを見ると「不安」が「自信」に変わるんです。
自分が勉強してきたという確たるエビデンスがあることで、試験当日に「根拠のある自信」を持つことができるんです。
9回以上受験してきた私の経験上、この自信を持てるかどうかは試験中の精神状態にも大きく作用します。
変なひっかけ問題や難問奇問を見かけても動じなくなります。
願わくば、試験当日皆さんの不安が自信に変わることを願って。
ということでまた明日。