2021年07月03日

願書受付スタート 7月からの学習で注意すべきこと編

願書受付スタート 7月からの学習で注意すべきこと編


ということで、ついに願書受付がスタートしましたね。みなさん出願できましたでしょうか。
忘れてたという方のために、日程をおさらいします。

インターネット申込み
令和3年7月1日(木)9時30分から7月18日(日)21時59分まで

郵送申込み及び試験案内(郵送申込み用)の配布
試験案内配布期間 令和3年7月1日(木)から7月30日(金)まで
申込み受付期間  令和3年7月1日(木)から7月30日(金)まで

受験票発送日
令和3年9月28日(火)

12月試験の指定を受けた方は令和3年11月30日(火)

はい、私、資格を9つ独学で合格してきた中で、決めていることが1つあります。
それは、受付開始したらすぐに出願するということです。

昨年、コメント欄でギリギリになってもまだ出願手続き終わってないという人が結構いましたが、
ズバリ申し上げます。
合格に1歩でも2歩でも近づきたいなら、すぐに出願してください。
これ本当に重要です。
これ願書出すと、覚悟が決まるんです。もうやるしかないって。
願書出すの遅い人って、覚悟できてないんですよ。
7000円払って損したらどうしよう、とか思っちゃってるんですよ。

学習が遅れている人はなおさらそう考える傾向にあります。

私からアドバイスします。
どんなに学習が遅れていたとしても、今からの頑張り次第で十分合格できる可能性はあります。
仮に今からスタートするとしても、合格できる確率70%くらいまでには持っていけるので、
迷っているのであれば、すぐに出願してください。
ネットで簡単にできます。
今すぐできます 24時間対応です。
不動産大学生=即出願です。

コメント欄で「まだ宅建業法終わってない」とか書いている人いますが、絶対に出願してください。
出願が遅れると、気持ちが宅建から離れます。
出願した後の方が緊張感が高まるので、より学習に前向きになれます。
出願の遅れは、心の中にある逃げなので、逃げ道を作っているうちはまだまだです。
5問免除の講習などの関係で出願できない人を除いて、今すぐできる人は必ず出願してください。
そして出願したら、ぜひコメント欄にコメントください!

それから、出願手続きは必ず自分でやってください。
昔職場で部下にネット申請させている上司いましたが、これは絶対にダメです。
出願するという行為自体が、本人に覚悟を持たせるんです。
この手間を他人にやらせると、最悪の場合当日会場に行かないという可能性につながります。
1つ1つの手続きが、合格に向けてのプロセスなので、面倒とは思わずに、合格すれば2度とできないわけですから、
かみしめて出願してほしいと思います。

ちなみに、今年も2回の試験になる可能性があると思います。
実施団体のHPにはこのように書かれています。

新型コロナウイルス感染症の影響のため、令和3年度も一部の試験地では10月試験会場が不足する可能性があります。

10月試験の試験会場での受験可能人数を上回る申込があった場合、当方で指定する一部の方には、12月試験を受験していただくこととなります。この場合でも指定を受けた試験日・試験会場を変更することはできませんし、受験申込みの取消もできません。10月試験、12月試験のいずれの指定を受けた方も、受験申込取消や受験手数料の返還、試験日・試験会場の変更はできませんので、試験日程を十分にご確認の上お申し込みください。


受験申込の受付完了と試験日の通知
・10月試験の指定を受けた方へ、試験会場通知(10月試験会場の案内図等を記載したはがき)を8月25日までに発送します。

・12月試験の指定を受けた方へ、12月試験の通知(12月試験の指定を受けた旨を記載したはがき)を8月25日までに発送します。

※「試験会場通知」又は「12月試験の通知」が8月27日までに届かない場合は、各都道府県の協力機関に必ずお問い合わせください。

受験票発送日
令和3年9月28日(火)

12月試験の指定を受けた方は令和3年11月30日(火)


試験日時
令和3年10月17日(日)13時から15時まで(2時間)

12月試験の指定を受けた方については、令和3年12月19日(日)13時から15時まで(2時間)

いずれの試験日も、登録講習修了者は、13時10分から15時まで(1時間50分)。


合格発表
令和3年12月1日(水)

12月試験の指定を受けた方は、令和4年2月9日(水)

という感じでございます。
宅建試験は年に1度しかないチャンスです。それがたった7000円で受験できるんですから、
迷っている場合じゃありません。
迷っている方は今すぐ出願しましょう。

そして、出願したらやってほしいことがあります。
それは、協力してくれている家族への報告です。

「今日から出願開始したから、さっそく申し込んだよ」

って報告してあげてください。
試験に向けて戦っているのは、あなただけではありません。
周りにいる家族は、あなたにプレッシャーをかけまいと日々気を使っているはずです。
「ちゃんと願書だしたのかな」って気になっているかもしれません。
ですから、日ごろの感謝も込めて伝えましょう。

すぐに出願したことを伝えれば、それを聞いた家族も「本気なんだな」ってわかると思います。
もっと応援したくなると思います。
受験生がいるご家庭って、自分から聞きにくいんですよ。
願書出したの?って聞きにくいんです。なんかせかしているみたいじゃないですか。
で、聞いたら聞いたで出してないと、「すぐ出すから」とかって少し険悪になるじゃないですか。
これよくないです。
これ、マイナスのプレッシャーがかかります。
家族から合格しろって言われているような気がしちゃうんです。
そうじゃなくて、
願書はすぐに出す。出して報告する。これで家庭円満になります。

受験には家族に感謝するポイントが3回あります。

1つ目は出願した時
2つ目は試験日の前日
3つ目は合格発表の日

家族に感謝することで、自分にかかるプレッシャーがプラスのプレッシャーに変わります。
社会人になってから勉強すると、無意識のうちに「えらいことをしている」と思い込みやすいです。
そうなると、態度が大きくなったり、怒りっぽくなったりします。
不動産大学的にはこれは絶対にダメです。どんどんストレスたまります。
そうではありません。
感謝の気持ちをもって勉強することで、受験生の戦闘力は格段にアップします。
これが仕事をしながら9つ独学で合格してきた私からの経験に基づくアドバイスです。

今日の動画役に立ったという方グッドボタンとチャンネル登録よろしくお願いいたします。

出願したら気持ちが固まります。まだの方は今日の勉強始める前にネットから出願しましょう。
ということでまた明日。
posted by 棚田行政書士 at 18:15| 東京 ☁| Comment(0) | 宅建試験 超短期間で合格する方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月からの学習スケジュール編

7月からの学習スケジュール編

ということで、このチャンネルは市販の参考書だけで9つ資格を取った、元上場企業のトップ営業マンである私が、宅建をはじめ資格取得に役立つ情報を発信するチャンネルでございます。
ついに7月になりまして願書の出願も始まって、徐々に緊張感が高まってきています。
そこで今回は7月からの学習スケジュールについて、現時点での学習の進行状況ごとにアドバイスをしたいと思います。
具体的にはこんな感じです。

1:全分野一通り学習が終わった人
2:業法と法令が終わった人
3:業法が終わった人
4:ほとんど手つかずの人

この4パターンでアドバイスしたいと思います。

1:全分野一通り学習が終わった人
この方は非常に優秀ですね。素晴らしいと思います。
精神的にもかなり余裕ができると思います。
この状態の方は、徐々に違う参考書や問題集を始めたくなってくるころかと思います。
中には、ちょっと油断して遊ぼうかなと思う人も出始めてきます。
ただ、注意しなければならないのは、今覚えている知識を10月17日まで忘れないよう記憶を維持しなければならないということです。
経験者として言わせていただきます。
覚えた知識は、思ったよりも早い速度で忘れます。
これを念頭に置いて学習計画を立てます。

・制覇した問題集を大量記憶法で最低でも2週間に1回は思い出す
これで記憶の維持を図ります。この間隔で忘れる人もいるのでその場合は週1回にしてください。

・市販の模試で理解度チェック
一度50問を2時間で解いてみてください。
過去問の活用が甘いと、模試で意外と点数がとれません。
30点くらいになる可能性もありますが、ショックを受ける必要はありません。市販の模試は、本試験とは出題傾向が違うので、
あくまで理解度のチェックに使うだけです。
低い点数が出た人は、さっきの思い出し大量記憶法をやるときに、もう少し周辺知識を参考書から拾って解説欄に書きましょう。

昨年、1ヶ月くらい油断した放置した人からショックの悲鳴がコメント欄に多数寄せられています。
忘れるとモチベーションすごく下がるので十分注意してください。

他の問題集を買ってもいいですが、絶対にやってきたところの思い出しだけは継続してください。

2:業法と法令が終わった人
これくらいの状況の人が一番多いのではないでしょうか。
この場合は権利関係に進むんですが、その際もポイントがあります。

・業法と法令は同時並行で大量記憶法で思い出す
先ほどと同じように、1〜2週間に1度のペースで思い出しをしてください。
この際、できれば宅建業法と法令制限は同時並行がお勧めです。
どっちの分野の知識も定期的に思い出すことで、平均的に忘れにくくなります。

・上記をやりながらお盆前までに権利関係を終わらせる
あと90日くらいの間に、上記をやりながら権利関係も終わらせてください。
ただ、全部完璧にしようとするともっと時間がかかります。
時間をかけすぎても、権利関係はコスパが悪いので、まずは最後までたどり着くことを優先してください。
その後、2週間くらいで税金と免除科目をさっとやります。

・お盆明けから1と同じモードへ移行

3:業法が終わった人
やっと業法が終わった、もしくはどこか1分野だけ終わったという方は、7月と8月を使って終わらせてください。
もちろん、終わった分野も大量記憶法で継続してください。
ポイントは、権利関係は最後に持ってくること、業法を最優先にやることです。
9月に入った時点で一通り一周できていれば、そこから1と同じモードに移行します。


4:ほとんど手つかずの人
今ならまだギリ間に合います。
まずは迷わず宅建業法から始めてください。
最初は問題集を解説欄から読んで、その次に問題を読んでください。最初はこれでいいです。
最初に参考書読んでから問題集やるというやり方は絶対にしないでください、。非効率です。
7月宅建業法 法令制限
8月宅建業法 法令制限
9月宅建業法 法令 権利関係
こんな感じです。

3と4の方に共通することは、本番のシミュレーションをする時間が少ないことです。
宅建試験は2時間50問という競技です。
たとえ全部覚えたとしても、2時間50問が間に合わなければ合格できません。

そして2時間50問を試すには、全分野が終わっていないと試せません。
初心者の場合2時間50問は結構ギリギリになるので、模試をやってからペース配分を調整する必要があるのですが、
そういう調整期間があまり取れません。

なので3と4の方は、今後問題を解くときに必ず時間を意識してください

私が本試験で意識していたペースはこんな感じです。

宅建業法20問 35分 105秒/1問
法令制限8問 15分  112秒/1問
税金3問 5分 100秒/1問
権利関係14問 45分 192秒/1問
免除科目5問 10分 120秒/1問
見直し10分

ポイントは、選択肢を一回で理解する。これです。
私、文章読むのが遅いので、慎重に繰り返し読んだりするんですけど
試験本番でそんな時間はありません。
ですから、選択肢を一回読んだだけで丸ばつ判定できるよう意識をすることがとても大切になります。
これは日頃問題集で学習するときはもちろんですが、効果的なのが耳学です。
不動産大学でオススメしている、ブルートゥースイヤホンを使った学習法ですね。
問題集を自分で読み上げてスマホに録音して聞くという学習法なんですが、
これだと一回しか問題が聞けないので、無意識に集中して聞くようになります。
宅建試験独特の言い回しに馴れてくるので、選択肢が理解しやすくなります。

学習が遅れている人は、特に耳学の活用が重要になってくるので、通勤、通学、昼休み、家事など、何か作業をするときは
必ずブルートゥースイヤホンをつけるようにしましょう

そしてこれからの学習で1点注意してほしいことがあります。

すべてのケースにおいて言えることですが、権利関係は点数が取れません。

最初の自力模試だと、14問中7問くらいになるのが普通です。
私が言いたいのは、自分が思っているほど最初は点数取れません。
業法や法令と違って、覚えれば解けるという分野じゃないからです。
ある程度問題を解くのに慣れる必要があるからです。
ですから、点数が低いからといって落ち込まないでください。
みんな通る道です。

これに対する対処法は次の通りです。

・関係図を書くのに慣れる
・関連知識も一緒に思い出す
・業法と法令の正解率を上げる

権利関係は本当に点数が安定しないので、最低7問死守。できれば10問というイメージですね。
権利関係を当てにすると、合格できる確率がかなり落ちるので、
権利関係に時間をかけるよりは、業法と法令をちゃんと固めて下さい。

ここで突然ですが、宅建あるある言います。

権利関係むずくて時間かけると、業法と法令忘れがち

はい、これすごく多いです、危険です。
権利関係に気をとられると、業法と法令忘れてしまうんです。

ですから、権利の勉強をするときも必ず業法と法令は大量記憶法でやり続けてください。
そんなの大変と思うかもしれませんが、ズバリ言います
それが試験勉強です。

権利関係だけやりまくるのが試験勉強ではありません。

どっちのやり方も大変ですが、勉強が苦手な人でも点数が安定するのは前者のほうです。

お盆終わった頃に、営業保証金の取り戻しってどうやるんだっけ、とか、宅造法ってなんだったっけ、
みたいなことにならないためにも、必ず大量記憶法による思い出しは継続しましょう。


今日の動画役に立った方グッドボタントとチャンネル登録よろしくお願いします。
今からの頑張り次第で皆さんの人生が変わります。
やるかやらないかはあなた次第、ということでまた明日。
posted by 棚田行政書士 at 16:57| 東京 ☁| Comment(0) | 宅建試験 超短期間で合格する方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする